6月(水無月みなづき)


   入梅(にゅうばい)  
   雑節の一つ。6月11日頃 中国では二十四節気の芒種から五日目を入梅とします。  
     
   この日から梅雨期に入ります。立春から百三十五日目です。
暦の上の入梅と実際の入梅の日は、その年や地方によっても違います。
 
     
   入梅から一ヶ月間ほどは雨の多い季節となります。この時期は湿気が高く、物が腐敗しやすい時期です。食中毒などに注意しなければなりません。この時期に発生しやすい「黴菌(ばいきん)」の「黴(ばい)」を取って「黴雨(ばいう)」だともいいます。  
     
   梅雨の雨はどこから来たの?  
   日本には昔から四季があり風光明媚な国と称されています。
アジア大陸の西に沿った形で南北に細長い四方海に囲まれた国です。
日本が位置する北緯30度から40度付近を地球規模で見ると乾燥地帯が多いのが分かります。
下の地図を見てください。
日本から西に行くと、チベット地方のゴビ砂漠、アフガニスタン、レバノン、北アフリカ(サハラ砂漠)をかすめて北アメリカのノースカロライナ州に至ってニューメキシコ州から砂漠の中に生まれた不夜城ラスベガスを通りサンフランシスコとロサンゼルスの中間点の西海岸に到達するのです。
 
   
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  それじゃ何故日本が四季ある国になったのでしょうか。
偶然が重なったから?
11月から2月にかけてインド洋の海水は温められ上昇して低気圧になります。
その低気圧は(一部サイクロなどにもなる)北上してヒマラヤ山脈に到達して雪を降らし万年雪となるのです。
その万年雪が北回帰線に達した太陽のエネルギーによって解け水蒸気となり雲を作るのです。
その時にちょうど北緯30度付近にジェット気流の強烈な西風が吹きます。
ちょうどその頃、日本の国の上空では大陸性高気圧と太平洋高気圧の接点ができ梅雨前線が生まれます。
この梅雨前線を通り道として、ジェット気流によって運ばれてきた低気圧が梅雨の雨雲となり日本に雨を降らすのです。
もう一度地図を見てください。
これでお分かりでしょうか。
「梅雨の雨はヒマラヤ山脈の万年雪の水」だったのですね。
このことを考えると、偶然が重なったかともいえますが、その偶然を作ったのは神々でしょう。
日本の神々は地球上のこの場に豊葦原水穂国を作ったのでしょう。 
 
     
   水分神社・オガミ(意賀美・)神社など水に関わる神社は沢山あります。
「水分神社」
「水分(みくまり)」とは用水を公平に分配する意味で、「水配り(みずくばり)」から「みくばり」、そして「みくまり」へと転訛しました。
古来より河内の国では、建水分神社を上水分社と呼称し
、それに対し美具久留御魂神社を下水分社と称しました。
また恩智
神社が下水分社とされ、美具久留御魂神社を中水分社とする別称もありました。
建水分神社:南河内郡千早赤阪村
美具久留御魂神社:富田林市宮町
恩智神社:八尾市恩智中町
 
     
  「意賀美神社」「神社」   
 
オガミ
 
   この漢字は普通では読めないですね。
漢和辞書を引いても出てこないです。
大辞泉に「おかみ」として出てきました。
おかみ【×水、また雨や雪をつかさどる神霊。竜神(りゆうじん)。(大辞泉)
「サンショウウオ」のことを「オカミ・オガミ」と言っていたようです。意賀美は万葉仮名で表記したのでしょう。
 
     
  神社:大東市御領
意賀美神社:泉佐野市上之郷
意賀美神社:岸和田市土生滝町
意賀美神社:枚方市上之町 
 
     
  他にも水に関わる神は沢山おられます。
春日の神も水に関わります。
 
 

春日大明神 牛頭天王 三方荒神
(布忍神社蔵・江戸中期)
春日大明神の頭に龍を従えています。
 
   住吉の三神は海の神です。  
     
     
   水は生命にとって大変重要なものです。その大切な水をもっともっと大切に扱わなければならないですね。
特に大阪は水の都とも言われました。
その大阪の河川が汚染され汚くなりました。
一時よりはきれいになったというものの、まだまだきれいとは言い難いものがあります。
大阪にはイタリアのベニスと並び称される世界に類を見ない運河があります。
大阪だけではなく、日本全体の河川をきれいにしなければ成りません。