11月(霜月しもつき)


     
   二十四節気の一つ。   11月22,23日頃   七十二候  
  陽射しは弱まり、冷え込みが厳しくなり冬寒の到来を感じる季節。市街には本格的な降雪はないが、山に初雪の見られる頃。   
  大阪府と奈良県の境に位置する金剛山(標高1,125m)の初冠雪は平均12月4日ないし5日。
−金剛山−
金剛山は修験道の開祖の役行者(えんのぎょうじゃ)が、今から約1,300年前に16才の時から修行した後、全国各地の霊山へと駆け巡ったと伝えられている。
金剛山周辺には太平記の英雄楠木正成の城であった千早城、上赤坂城、下赤坂城の城跡や楠公誕生地など、正成ゆかりの史跡が点在している。(大阪府南河内郡千早赤阪村) 
 
     
  新嘗祭にいなめのまつりにいなめさいしんじょうさい  11月23日   
  新嘗祭は古くから天皇がその年に収穫された新穀や新酒を天照大神をはじめとする天地の神に供え農作物の恵みに感謝し、自らも食す儀式です。
天皇が即位した最初の新嘗祭は、「大嘗祭(だいじょうさい)」と呼び天皇の即位を天下に知らしめる大きな祭典となります。
古くより、この新嘗祭は、宮中だけで行われていた儀式ではなく、一般民衆の間でも新しい穀物を神に供えそれを食べて収穫を祝っています。「風土記」や「万葉集」にもその様子が描かれております。
現代では、勤労感謝の日と称し「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」日として祝日となっています。
小雪が新嘗祭と同じ11月23日になる年は4年に一度です。3年後の平成23年(2011)に同じ日になります。 
 
  住吉大社:住吉区住吉2−9−89  新嘗祭(11月23日)   
     
  神農祭(しんのうさい)  11月22・23日   
  少彦名神社神農さん:中央区道修町2−1−8   
  大阪の一年の祭りは戎祭りで始まり少彦名神社の神農祭で終わります。このことから昔から「とめの祭り」ともいわれ、薬業界の守護神として、人々の病除けの神として親しまれています。   
     
     
  氏子の爺さま婆さま、孫にひ孫に「ものに感謝する大切さ」を教えてあげてください。
祝日をただのリクレーションの日ではなく、何故国民の休日になったかを教えてあげてください。
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」心を、今の私たちは少し忘れているように思います。